一蘭 大行列の博多ラーメン

昨日の夜、六甲山に行き夜景を見てから、道頓堀の一蘭に行った。行列がすごい。

実はここ、上野店に何度か行ったことがある。俺の食べた中で最も辛かった強敵（とも）、伝説の辛さ１００倍ラーメンを食べたのがここなのだ。

とりあえず久々であるので肩慣らしに５０倍と記入。
いきなり、店員に止められた。そんなの聞いたことがない、１０倍ならできるとのこと。
上野店にて１００倍を完食したことを説明するも、やったこともないし分からないとのことでひと悶着あり、俺もそんなことでもめるつもりもないので、２０倍を作ってみて下さい、やってみます、２０倍なら、ということにて合意。

ラーメン７５０円＋きくらげ増量１００円。辛さは２０倍。

ラーメンが出てきたとき、やはりあの１００倍とは違うなという印象。
ただし、食べたとき、思い出した。あのときのあの辛さの質である。唐辛子だけならまだしも、その上にかかっている秘伝という赤いたれが辛い、しかしこれが美味い。

辛さにも深さがある。例えば、甘いものもただ甘いだけではつまらないし、すぐげんなりしてしまうのである。ジャズだって、ただテクニックが上手いだけでは結局つまらない演奏なのである。深みがあるから、やみつきになる。深みこそ個性。

２０倍は、うまくバランスがとれていて美味かったが、しかしあのとき食べた１００倍を思いだし、またあれを食べたいと思ったのであった。