oginomad = 荻野窓

カレー(スープカレー優先)を中心に荻野窓

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チャンダン 絶倫カレーをさらに辛くしてみた

夜もシャンダン。もはや中毒。「昼もいたね」と早速インド人マスターに突っ込まれた。
マトン・バダ・シャリ(一番辛い羊肉のカレー)1470円+ライス420円。さらに辛くしてもらった。

しかし、自分が舌を許した料理人の料理を好きなときに食べられるなんて、なんたる贅沢。
中世においては、王様と一部の貴族しか許されていなかったこの悦楽。
同時に、聴きたい音楽を聴きたいときに聴くというのも、中世で言えばまさに王様。CDプレイヤーでビル・エヴァンスをいつでも聴けるなんて、素晴らしい。今日、レコード屋さんでまさに音楽通、っていう趣のダンディーオヤジがCD7000枚くらいはあるなあ、これ持ってるか忘れちゃってたまに同じの2枚目買っちゃうんだよね、と言っていたけど、それを聞いて理解できない人も多いだろう。でもそれこそが贅沢なのだ。良い音楽は時に、すぐ聴きたい、というその音への渇きを感じさせる。この飢えをすぐ解消できるのが贅沢なのではないか。

マスターと食後話した。素直にここのカレーが大阪で一番美味いと思う、と言うと、マスターは日本産の材料だけで作ってるよ、と教えてくれた。