oginomad = 荻野窓

カレー(スープカレー優先)を中心に荻野窓

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辛口料理ハチ、伝説の激辛を食す

oginomad2007-07-18


今日の昼は、天神橋2丁目の辛口料理ハチにてカレー(というかカレーしかない)
この店、ガイドブックに載っていないが、伝説の数では大阪随一。辛すぎるにも関わらず行列が絶えない、一度引退したがまたおばちゃんが月水金限定、メニューもカレーのみで復活し噂を聞きつけたファン達でまた行列ができた、など。
行列がすごいらしいので、インターネットで見た11時半の開店時間の10分前に行く。今日は仕事は休みにしたのだ。もちろん、今日のメインはこのハチ体験である。
住所が天神橋2丁目2ー2ということで天満の住みかから近い。
なんと、もう並んでいる。開いているようだ。やった!これで伝説の超激辛カレーが食べられる!

かなり並んだが、すごいいい香りである。あまりの辛さに固まり、リタイアする者続出という伝説が信じられないくらいのかぐわしさ。

座るだけで、カレーライス900円が出てくる。そして超大盛。だから、「初心者はご飯少な目で頼むべし!」が鉄則らしい。まあ俺には関係ないルールだ。
実際出てきたカレーは、超大盛。確かにこれはあり得ん。しかしルーは香りはいいし、普通の茶色。そんなに言うほど実は辛くはなかったりするのか?他のお客さんたちも、普通にモクモクと食べている。
気持ちの高ぶりを抑えつつ、いざ一口。


舌に辛さのみが残る。他の味が分からない。辛すぎて味が分からなくなる、というが、ずっと自分では分からなかったその感覚を初めて少し分かった。
辛い。でも美味い。でも辛い。でも美味い。でも辛い。でも美味い。その繰り返しだが、時間感覚をなくすほど幸せである。
辛さで言うとココイチの10辛ほど直接的ではないが、辛さの重さ?は全然それ以上。そして、素晴らしく美味い。こんなに本気の辛さを、こんなに心行くまで食べられるなんて!

周りの客も強者である。こんなに辛くて行列を作るのがすごい。OLとかも数人いたが、客のレベル高すぎ。俺も結構早く完食したつもりだったが、となりの常連ぽいオヤジさんも何気に同じくらいのスピードで食べてた。地球最後の日には、この人たちとこのカレーを食べたい、なんて思うほど。
大満足。こんなに満足したのは初めてかも知れない。参りました。