oginomad = 荻野窓

カレー(スープカレー優先)を中心に荻野窓

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ブルーノ 自分で「本当においしいカレー」と言い切った自信作カレーやいかに?

HEP NAVIOで映画を観た後、ブルーノに来た。
「本当においしいカレーを食べたことがありますか?」という看板が店頭にあるが、俺に対してはそれは愚問だろう。

野菜カレー1100円、別途サービス料として10%の110円。

尊大な看板に対して、「そこまで言うんなら食べさせてもらおうじゃねぇか、本当においしいカレーとやらをよォ。」と若干喧嘩腰で挑むが、実際まあ美味しい。
少し何というか焼き肉のタレのような、アグレッシブな濃い食欲を引き立てる味である。
いっそのことマズければ面白かったのだが、バターライスもいい。

ただし、高級志向の味ではない。高級志向とは、あくまでアラスカのような高級な店を言うのであって、ただ勿体ぶっていればいいというもんじゃない。アラスカやガスビル食堂や吉兆のような文化財的カレーは別格として、本来カレーは庶民の味であるべきだ。
もし高級路線で勝負するのなら、アラスカのように2000円にまで値上げするべきだ。それでも俺は一回は食べに来るから。

ま、いづれ世界のほとんどの飲食店はカレー屋になるはずなので、こういう店が一件はあってもいい。