昨日の夜、「ヴェルヴェットの森」という映画を観た。
ジェーン・バーキンとゲルジュ・ゲンスブールが共演している。しかも事件の当事者(能天気な)と、それを調べる刑事(しかもイヤミで意地悪だが切れ者という無駄に個性のある役柄)という変な絡み方。というのがこの映画の現在での存在価値。それ以上のものではない。(映画としては酷い)
だが、ナンセンスな恐怖?と先の読める単純な筋がミニマルにこの妙な絡みを引き立てていてまあ楽しめる。
ゲンスブール、そう言えば最近あまり聴いていない。またあの毒を摂取しないと、とうずうずしてくる。
これって、ニコチン中毒みたいなものだ。