oginomad = 荻野窓

カレー(スープカレー優先)を中心に荻野窓

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ROSA イタリア料理屋さんのカレー?

oginomad2007-10-27


今日は遅めの昼食。泥酔からさめた遅い朝からピンクフロイドのファーストを聴きまくってて外に出れなかった。

先日発見した、イタリア料理屋さんなのに「カレー」という看板を出しているROSA(ローザ)にてランチのCで秋野菜のカレーライスのセット800円。
このカレー、スパイスの使い方に少しこだわりを感じた、というか独特?で、アバンギャルドですらある。イタリア風にスパイスを使うとこうなるのだろうか?どこか何かが足りないような、でもこれはこれで良いようなローファイなスカスカ感があるのだ。
カレーとしては??だが、パンクスピリット溢れる少し珍しいカレー。


PINK FLOYD / THE PIPER AT THE GATES OF DAWN (67)
ピンク・フロイドってプログレで有名なモンスターバンドだけど、実は初期はサイケなロックをやっていたってことはあまり知られてない。それを引っ張っていたのは去年亡くなったシド・バレットだったんだけど、このファーストはシド在籍時の唯一のアルバムになってしまった。一曲を除いて全ての曲が共作も含めシドの手による、まさにシド・バレット全開の一枚。さらに今回は67年の発売から40年経った豪華バージョンである。目当ては、DISC3のアルバムより前に出していたアルバムに入っていないシングル・トラック。中でも、"SEE EMILY PLAY"はGRAPES OF WRATHとか色んな人がカバーしてるけど、ポップに弾けているのにホントにサイケでブッとべる最高の曲だ。改めて、今回ピンク・フロイドの、「聴きやすいわけでないのになぜかむさぼるように聴いてしまう音の美味しさ」がファーストアルバムからだったことを実感した。もちろん、シド・バレットの一瞬のきらめきのようなポップメイカーとしての儚い才能も輝いている。